UPCYCLING Workshop
2016/07/09-10
” UPCYCLING Workshop”
@
MAKERS BAZAAR OSAKA
GO
大阪にある市民による市民のためのデジタル市民工房 “
FABLAB北加賀屋
” と繊維リサイクルの新しい可能性を模索する産学連携グループ “
カラーリサイクルネットワーク
” が手を組みました。
関西一円で毎年数百トンもの故繊維(廃衣類)を卸している選別卸売り業者
東谷商店
から素材提供を受け、メイカーズバザール大阪にて ”
UPCYCLING Workshop
” を開催いたします。
UPCYCLING
廃物や使わなくなったものを、新しい素材やより良い製品に変換して価値を高めること。
コンテンツ① トートバックをつくろう!
2000円~ 30分程度
衣類をカッティングしたピースを組み合わせてシートをつくり、その場で自分のデザインしたカバン型をレーザーカッターで切りとり、ミシンで縫い合わせて完成。シートの素材となるピースは様々で、色とりどりのバリエーションと、自分でデザインした型から世界に一つしかないオリジナルトートバックを作ることができます。
コンテンツ
② 文字を切り抜こう!
500円
タンスの奥に眠っている古着や、使われなくなってしまった手ぬぐい…etc にレーザーカッターで文字を切り抜いて装飾します。もちろん、その時に身につけている服でも可能です。自分だけのデザインにカスタムしましょう。
※塩化ビニル系の素材、鉄、鏡などの光が反射する素材は使用できません。
UPCYCLING Member
■Planner
Tomohiro Inoue
(FablabKITAKAGAYA)
■Colour Recycle Network
Teruo Kimura
Motoko Uchimaru
Tadayuki Sakobe
Katsunori Osako
Ryota Oda
Naoya Kurahashi
■Researcher&Material provider
Yasuaki Higashitani
(Higashitani company&Colour Recycle Network)
Masataka Higashitani
(Higashitani company&Colour Recycle Network)
■Craftsman
Tohru Sasaki
(Nara College of Arts)
■Designer
Hiromasa Fukaji
■Photographer
Tomoki Hashidume
FABLAB北加賀屋
2013年4月、大阪市住之江区にある協働スタジオ・コーポ北加賀屋内に開設した市民工房です。週末(金曜 13-19時、土・日曜 9-19時)を中心に参加者による主体的な運営を行いながら、国内外の関連施設やファブラボ間のネットワークを活かして、領域横断的な活動を展開しています。
カラーリサイクルネットワーク
2015年4月、京都工芸繊維大学大学院 木村照夫教授(現名誉教授)をプロジェクトリーダーとして発足しました。当時、同研究室に在籍していた内丸もと子(テキスタイルデザイナー)が提案した素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けてリサイクルする「カラーリサイクルシステム」をコンセプトに、成形加工業、故繊維業、素材メーカー、公的研究機関の技術者/デザイナー等がネットワークを組んで廃棄繊維から付加価値のあるプロダクトを開発しています。今回ワークショップに参加の東谷正隆(東谷商店)もメンバーです。
東谷商店
昭和40年頃から、一般家庭から出る故繊維(廃衣類)を古紙問屋、行政等から有価で買い入れ、選別加工卸売業を営む故繊維業者です。
内容は主に、集積された故繊維(廃衣類)を輸出衣料、国内リユース衣料、反毛原料、工業雑巾原料(ウエス材)等に選別を行っています。近年、廃衣料の高騰、リサイクルショップの増加、有価での焼却処分量の増加によって業界事態が縮小傾向にある。そこで新たな出口として、焼却衣料のリサイクル、アップサイクル事業に目を向けた取り組みを行っています。